そんな アイラブユー!

 

新曲『slow…』について

 

この曲に出逢って抱いた印象は

"ゾクゾクする"

 

これは本当に初耳の印象、はじめてみたMVからうける印象でもあったとおもうんだけど

わたしは曲を歌詞で聴くタイプの人間なので なんども繰り返し、歌詞を噛み砕きながらきいているうちに その"ゾクゾク"たる所以に自分なりに気づいちゃって

 

ここでもうひとつのアルバム収録曲である『あいことば』についても

これは分かりやすく すのーまんから、わたしたちファンや周りで支えてくれる人たちに向けたアイソング

起点はすのーまんであり そのうたを受け取る相手はわたしたち、込められたメッセージは愛であり感謝である というとてもわかりやすい曲だとおもった

そのわかりやすさ故に すぐに愛着がわくし メロディーも歌詞もスっと胸に落ちるし とっても心に沁みる

発売前だけどすでにだいすきな曲

 

一方『slow…』は すのーまんが自分たち自身に向けて歌った 問いかけであり見つめ直しであり決意でもあるうただ、と

デビュー前から ただひたすらに懸命に"踊り"続けてきた彼ら

 

我武者羅に仕事に取り組み、時には

「自分の心と体が別々に感じる」

とはなすメンバーもいるほど多忙ななかで

ひたすら踊る自分たちを「あの男たちはだれなんだ…?」と第三者的な視点から

"視ている"

そして「slow(速度をおとして)=(1度立ち止まって)見つめ直して」と自身に向けてメッセージを送っているような気がした

 

1番では鏡の中の"踊り"続ける男たちが自分だと気づいていない彼ら

サビで速度を落として見つめることで 自身の存在を自覚し、2番冒頭 過去の振り返りから入る

「Who am I?」には さっきも書いたような「心と体が分離するような感覚」の意と 「どう在りたいのか、どうな成りたいのか」を問い、決意する意のふたつが込められている

 

起点がすのーまんであり、受け取るのもまたすのーまんであるという独特な構造と、いろいろな意味解釈ができる歌詞の繰り返しによって

不思議で少し不気味で、でも強い

そんな"ゾクゾク"がうまれているんじゃないかなあ、と

 

デビューから4年目をむかえ、グループでも個人でもめざましい活躍をみせてくれている このタイミングで この曲を選ぶすのーまんは やっぱり強くてかっこいいなとおもったよ

 

なーんて語ってみたものの 実際にどんな意味を込めたのか、とか この曲を機に彼らにどんな変化があるのか(もしくはこれからも変わらずなのか)はわからないし

でも 彼らが選んだ道なら どんな決断だって 受け入れて わたしはこれからも変わらず9人を愛していきたい

 

わたしができるのは 9人の健康と幸せ、さらなる活躍を祈ることと こうして 愛をさけぶこと

それっぽっちのこと

でも たったそれっぽっちでも わたしなりの、そんな"アイラブユー!"を胸に これからも9人についていこうとおもいました

 

あ、あと宮舘くんの強靭な体幹が活かされた 重心が低くて軸がブレないダンス、研ぎ澄まされた美的感覚による 頭から足の先まで全神経に意識を集中させたダイナミックかつ優雅なダンスが見える 『slow…』 の振り付けだいすきです

 

おしまい!